大作家のエッセイ




死ぬほど笑った。

遠藤周作は本当に凄い。
エッセイも、文章がとてもつもなく研ぎすまされている上に、味わい深くて、その上でギャグをかましてくるから、めちゃくちゃ笑えてしまう。

そして、作家として偉大だったのはもちろん、人間として魅力的な人だったということがひしひしと伝わってくる。


遠藤周作とシスターロゼッタには勝てる気がしない。

仕事の量も、質も、オリジネイターとしての偉大さも。
そしておそらくは信仰も。

目標とするには偉大すぎる。


遠藤周作は、僕にとっては、待ち望んでいた「日本人クリスチャンヘヴィメタル」の大先輩。初めて読んだ時には本当に嬉しかった。日本人で、キリスト教の「ヘヴィメタル」な表現をやっている人がいたんだ、って。ヘヴィメタルなんだよ、この人は、僕にとって。

でも、こんなポップなエッセイも書けてしまう人だったことは、とても有名な話、皆さんご存知の通り。


僕はあんまり本は読まないけれど。
読むとしたら、聖書を始めとして、孫子とか、論語とか()
古典に走りたがる傾向があるけれど。


好きな作家を挙げるとすれば、

遠藤周作、
G.K.チェスタトン、
リチャード・バック

この3人になると思う。

全員、もれなく、スピリチュアル系の作家だ。

なんでか知らないがそういう人生になってしまった。

まあいいや。


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