現メンバー最後のライブ at 新橋ZZ

新橋ZZにおいて、10年続けてきた[Tone - Hassy - Jake]3人体制のイマリトーンズによる、最後のステージをやり遂げてきました。

10代の頃から自分にはレスポールは似合わない(ストラトはもっと似合わない)と思っていたので、
またこのバンドをやるようになってからも、調子の良い時期にずっとフライングVを使っていたせいもあって(まだ一本、とっておきのやつを所持しているけどね)、
今でも写真とか動画を確認する時に、果たして似合っているだろうか、と気にしてしまう。

証拠提出ってわけじゃないんだけれど、
この前のCalling Recordsのイベントの時の、石川ヨナが「その領域」に行っちゃってるパフォーマンスをした、という件を書いたから、
ふりかえって自分はどうなのかと。

演奏中に自分の精神がどのへんにあったのか、お伝えできればと思って。
そういう変な写真をいっぱい添付してみる。

こうして見ると人間というのは、色々な表情をするものだね。

もっとも、これまたはっしーとジェイクが加入した頃に買った、古いビデオカメラは画質があまり良くないので、そこの動画から切り出した写真は、画質も荒いし、動きが激しいとブレブレになってしまっているから、状況証拠にしかならないかな。

本当は動画をそのまま見てもらうのがいい。
ここ2年あまり、YouTubeにライヴ動画をアップすることも控えめになっていたけれど、またこれから、たまっているやつを上げていけばいいと思っている。新たな活動が始まるまで、少し間があくだろうから。どっちにしても。

後日、少しだけFacebookウォールに掲載しようかな。
なんつっても最後のライヴだったわけだから。

今回のライブは、おなじみ、ドラマーでもあるロックな牧師、木村モトイチ先生がやってる学校の卒業ライブ、みたいな話を聞いて参加しただけの僕たちだったんだけれど、

フリースクール恵友学園の卒業イベント。
愛にあふれた、アットホームな。
素敵なお子さんと、先生たちと、親御さんたちの前で。
素敵な旅立ちを共に祝う。

そんな素敵な場で演奏させてもらえたら、こっちだってそりゃノリノリで、張り切って演奏してしまう。
本当に祝福されていた。
ありがとうございます。

そして、ライブの日はだいたいいつも快晴。
シアトルを3度訪れて、一度も雨に降られていない、マウントレーニアいつもくっきり、みたいな「晴れバンド」であるところのイマリトーンズ。

「解散」じゃないけれど、現メンバーはこれっきり、っていう段になって、先月の西横浜エルプエンテも、そして今回も、天気悪いなぁ、雨は嫌だなぁ、と思っていたら。

まさかの雪。
しかも、桜が咲いてるその上から、雪が舞っている。

これはもう、神さんも粋な演出をしてくれるもんだと、笑うしかない。

いや、もちろんこれは、卒業する皆さんを祝ってのものだろうけれども。

そんなこんなで、最後だから自分たちのために、思い入れ優先でやろうと、ヘヴィな曲は避けて「軽めのセットリスト」で気負わずに臨んだものの、
思いのほかエンジンがかかってしまい、最終的には予想以上のヴォルテージで演奏することが出来た。

本領を発揮したと思う。

"Overture"からの日本語の楽曲を中心にやったけれども、ちゃんとやれた。そして言葉が伝わった。
このへん、はっきりいって英語だろうと日本語だろうと関係ない、と言いたいけれど、今回は日本語でうまくいった。

肉体労働や食生活や花粉症で、声も心配だったけれど、
完璧ではないにせよ、先月よりも歌えていたと思う。
(キーの低いBorn Againだけ逆に苦戦したが。最後のライヴにして、初演を果たしました。)

ツンデレで有名なはっしーも、相変わらず仏頂面で弾いていたけれども、要所要所で気合いを入れていて、気持ちが入っていたのは、俺はちゃんとわかっている。

ジェイクも大きなミスもなく(小さなミスは、うーむ)、いつも以上に持ち味を発揮していた。

最後の最後に、こんなにポジティヴな、祝福された演奏をやれたことに、本当に感謝したい。

そして、ここからまた、音楽人生のゴールに向けて、新たな一歩を踏み出すことに、今となっては迷いは無い。

どうもありがとう!!!

恵友学園の皆様、共演の皆様、モトイチ先生、見届けていただいたお客様、みなさんにお礼を言いたいと思います。

セットリスト
1. Overture
2. Discarded World
3. Born Again
4. Mistake
5. Precious
6. Winning Song





黙って弾いてればわりといい感じなんだよな。知ってる。そうも言ってられない人生。


使用前。スタート直後。


伊万里の陣における最後の戦いにのぞむはっしー将軍。


ジェイク参謀。

いつもの顔くしゃくしゃシャウト。力み過ぎだってば。

ひょうきんなやつって言ってしまえばそれまでだけど、ジェイクはやっぱりエンターテイナーだったよね。技術よりも愛されるキャラで、メタル版リンゴ・スターなんて言ってくれた人も居た。もう言っちゃうけど、これでせめて、人並みのリズム感さえ持っていてくれたらなあ。

人当たりの良いジェイクと反対に、寡黙な職人肌だたはっしー。すっかりツンデレっぷりが定着してしまったけれど、デレの部分を目撃した人は大抵、魅了されることになる。いつでも冷静で、バンド活動の上でも彼がいつもリトマス試験紙だった。

10年間支えてもらったリズム隊。決して一流ではなかったかもしれない。だけれども、サウンドの相性は良かったよ。そして人間の相性も良かった。そうじゃなければ、10年も続かないよ。ありがとう。

スケートボードでもこれくらい飛べたらなあ。

いつもの足技。

この日はびっくりするくらいタッピングが決まらなかった。しかし、そんなことは関係ない。



見上げてる、だけじゃない。確かに見ている。見えている。何かは聞くな。

理想的な死に顔。こういう顔して死にたい。



この日いちばんひどい顔。

取り組み後のインタビュー。


完走しましたー。


キリスト教におけるニルヴァーナの境地。バンドじゃなくて精神状態。


笑顔は財産。誰もが持っている。

キスをする時の口。ライヴとレコーディングの違いってこれなんだよな。声細いからね。欲しいんだよ、近接効果。気持ちの上でもさ。そこからフィードバックが生まれるんだ。




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